スタイリストの気持ち
2011年2月8日
スタイリストの気持ち!
最近、行き付けの店ではオールド パーをキープしてロックで飲む事が多い。
オールドパーのボトルはどんな角度でも転ばず立つ。
これは、まるで私の心の人生のようなもので…今、ドラマでもやっているバーテンダー(漫画バーテンダー2巻)にも物語として出ていた…
1からデザインをして着せる着物の中で、一番大切な事は、そのデザインした理由(想い)を作品の中に忍ばす事。私は必ず自分のデザインを作る中で、物語を作る。
例えば、今回進めているデザインがある…「冬の櫻」
五感をテーマに料理をだしながらその料理に相通じる着物が作りたい…例えば櫻を使った料理(ソース)が物語として料理人などの気持ちが着物にもつながる…
冬の櫻は花も蕾も付いていない櫻の木そして特別な場所に特別な桜の木が…冬の桜。私にも特別な桜の木があるのです…
こんなエッセー書いたことありました。
さくらありがとう 402、
さくらにはいろいろな思い出があり、さくらにはいろいろな、こだわりがあり、
一年間、さくらの木を見つめて、今ここに、
「さくらだって、一年間がんばってきたな」って、
言いたくて、冬のさくらの木、見てもらいたくて、本当に頑張っている桜。
実は4月2日、私の父親が突然他界した父の命日です。
その日は雪が降っていたのにもかかわらず桜が満開でした。それから私の桜に対する想いも変わり、桜を見て騒ぐもの、桜を見て悲しむもの、桜をみて…色々な想いを持ちみているんだと。それから違う角度で桜を見るようにもなりました。
葉桜や桜の落ち葉や冬の桜を見るようになりました。
皆さん冬の桜を見た事ありますか?
蕾が出来、花が咲き、若葉が生え、落ち葉となり、又蕾をつくり咲きだす365日がんばっている桜の木、すべて櫻なんですよ。
まるで、自分の人生のように感じます 特に冬に見る櫻の木は…
そんな私にも特別な場所に特別な櫻の木が…
そんな櫻をオールドパーのような、こけそうでコケないデザインを!
明日、冬の櫻と私の特別な櫻の木を見に行ってきまぁす…
あっ今日も結局徹夜かな(>_<)
キモノスタイリスト&着物デザイナー&アートプロデューサー冨田伸明
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